企業再生レポート
資金調達.com企業再生sell&leaseback企業再生 中小企業再生の緊急救命室

2010年11月29日

「中小企業の儲かる‘かたち‘とは?」その2

会社が大きくなろうとするのは、間違いなくいいことですし、
社員も大きな目標に向かって一致団結し、
モチベーションもアップすることでしょう。


また、社長にとってもこれほどうれしいことはなく、
大いに会社を発展したいと熱望します。


もともと社長になろうと言う人は、拡大発展思考であり、
会社の方向性と本人の志向が、一致してやる気が漲ります。


しかし、そこに大きな「罠」があり「落とし穴」があるのです。


人件費等が増加しているので、
「多少利益率を落としても利益額が減らなければいい」、
従前と同じ利益率になるようにするために、
「売り上げの増加目標を短期間で達成すればいい」
と考えるはずです。

今この会社は、次のステージに会社のポジションを上げようとしています。

この会社にとってその業界が拡大成長している時期なら、
失敗する確率は、低いかもわかりませんが、
いまの低成長の時代に売り上げを増大すると言うのは、
並大抵ではありません。


会社を発展拡大し、雇用を増やし、納税を多くすると言うこと、
だれも異論を挟む余地はありません。


しかし、そこに「大手中堅企業と中小零細企業の決定的な違い」と
「超えては成らない溝」があります。


次回に続く


2010年11月22日

「中小企業の儲かる‘かたち‘とは?」その1

もしもあなたが会社を起業して零細規模から数期を経て、
ある程度の中小規模になった時、
この先、会社をどういう風な‘ かたち‘つまり規模を
目指すべきなのでしょうか?


例えば、あなたの会社が、注文建築の住宅会社だったとしたら、、、、、、、、、、、


建築業の会社の場合、その会社に必要な「職種」は、
営業、営業事務、設計、積算、デザイン設計、コーディネーター、
現場監督、アフターサービス、それと一般的な経理、総務、経営者、
規模が大きくなればそれぞれの部門長と言う風に多枝にわたります。

しかし、創業した当時は、ほんの数人で始めたはずです。

そしてある程度「出来る人」が複数の「職種」を兼業していたはずです。

言い換えると社長か若しくは、ほんわずかの有能な社員で事業をこなしていた筈です。

そんな時期は利益の絶対量は大きくなくても利益率は高かった筈です。


そしてそんなとき、
社長は、事業の業績が順調に伸び、実績が付いてきたら、
「そのうちにもっと効率のいい人員配置にして、必要な職種の社員を雇って
バランスがよく効率もいい人員配置にしたい」と考えます。


なぜなら、今までわずかな有能な人員で会社を運営してきているので、
「出来る人」に仕事が集中し、遅くまで残業したり時には徹夜したり
と言う状態で、まともな社長なら、こんな状態を改善したいと必ず願望します。


そのときに「お手本」にする会社の‘かたち‘は、
たいていの場合同じ地域で同業最大手であったりするはずです。


人員を多くして必要な職種を充実させると言うことは、
もちろん社員が増え、人件費が増加するということです。

今まで、非常に歪な社員構成であったが、
「利益率はよかった経営状態」から、多少利益率は落としても
「バランスのいい会社」になろうとします。


悪い意味でまともな会社なろうと言うことです。

そしてそのとき、全社をあげて目標にするのが、
「売り上げ拡大の計画」です。

まさに、いろんな意味で会社が大きくなろうとしている時です。

2010年11月15日

「かまどの灰はだれのものか?」最終


結局、中小零細企業の全責任は社長ただ一人なのです。

ものすごく孤独な立場であり、だれも理解はしないでしょう。

また外から見ると羨ましがられたり、尊敬されたりと
いいこともあるでしょうが、
真には孤独で、「責任は自分だけで取らなければならない」
という職業なのです。

あなたが雇い入れた幹部社員とは、決定的にその立場は
違うのです。

そんな決定的に立場の違う幹部社員を,会社の景況がいいときに、
取締役にして保証もさせたとしたら、困窮時はどうでしょうか?
トラブル必至です。


私が言いたいのは、
責任においては、「かまどの灰は社長のもの」であり、
だれのものでもありません。
社長の独り占めです。

しかし、それで社員は、ついて来るでしょうか?

取引先は、信頼するでしょうか?

つまり、「かまどの灰は社長のもの」と思っていると、
社会が許さないのです。

許さないと言うよりは、認めてくれないと言ったほうが適切です。

真には、「かまどの灰は社長のもの」という事実があり、
これを認識した上で、さらに「かまどの灰はみんなのもの」と
思える度量が必要なのです。


家族を例にあげると、
お父さんは、働いて給料をもらっています。
そして家族を養っています。
お父さんはその給料が自分のものと思っているでしょうか?

また、お父さんが家族に「だれが養っているんだ!」というと
家族全員から大ブーイングとなるでしょう。

会社の社長とは、「自分のもの即ち、みんなのもの」と思える度量が
ないと、悲劇になると言うことなのです。


また、責任においては「かまどの灰は社長のもの」であり
目に見えるもの(物質的)は「かまどの灰はみんなのもの」と
言えるかもしれません。

社長のみなさん、
今一度、「かまどの灰はだれのものか?」お考えください。


2010年11月08日

「かまどの灰はだれのものか?」その7

私が申し上げたいのは、
このタイトルでブログを6回書いてきたように

「かまどの灰はだれのものか?」という問いに
「かまどの灰はみんなのもの」という答えを
簡単な気持ちで言っていないかどうか、ということです。


最後の全責任は、社長であるあなたが持っていますし、
持ち続ける運命にあります。

あとの社員は幹部であっても、その責任はありません。


この責任とは、金融機関の保証や取引先に対する債務承認等
すべての義務をまっとうするものです。

そんな責任を持つのと、持たないのでは、
その重さにおいて「天と地」ほどに違うと言うことなのです。

その認識をもって「かまどの灰はみんなのもの」と
簡単に言えるでしょか?


私は多くの「社長」と言う方に会ってきましたが、
本当に資金繰りで困窮し、窮地に陥ったとき、
そんな考えの方は、だれもいませんでした。

また、多くの場合、連帯保証させた幹部社員とのあいだで
トラブルになります。

軽い気持ちで社員を役員にし、保証までさせて、
困っているのです。


そして、「その家族や親戚の対策を考えると、夜もろくに眠れない」
というようなものです。

会社はいいときだけではありません。
かならず「山」と「谷」があります。
その「谷」のときを考え、行動しなければなりません 。

2010年11月01日

「かまどの灰はだれのものか?」その6

会社の景況がいいときは、社長も取締役となった幹部社員も
なんの問題もなく、両者とも 「経営責任を担っている」 という
当事者意識が働き大いにモチベーションを維持できたでしょう。

また、待遇面でも、社長共々、一般社員よりもその幹部社員の
給料は多かったはずです。


しかし、会社の資金繰りが難しくなったときその幹部社員は
自身の給料を下げる提案をするでしょうか?

また、連帯している保証を外せ、と言わないでしょうか?

つまり、沈み行く船(会社)に船長(社長)とともに運命を共にする
でしょうか?

太平洋戦争の映画でも軍艦が沈没するとき、最後までその軍艦と共に
沈むのは艦長だけで、あとは全員退去なのです。


まして、この平和な日本で、社長と運命を共にする
幹部社員(その家族親戚を含め)はいるのでしょうか?


次回に続く

 

Copyright c 2008 アドバンスパートナーズ All Rights Reserved Powered by geniusweb