企業再生レポート
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2011年03月28日

経営危機の回避法とは?


それは、「月間利益がマイナス、当月残がマイナスの月」に
秘められています。


その原因をつぶさに見ていきましょう。

まず、
@その月だけ原因のわかる突発的な経費があった
Aその月だけ原因のわかる(恒常的でない)売上減少があった
Bその月だけ原因のわかる(恒常的でない)原価の増加があった
Cその月だけ原因のわかる(恒常的でない)値引きがあった
Dその月だけ原因のわかる(恒常的でない)営業外費用、特別損失があった
Eその月だけ原因のわかる(恒常的でない)資産増加(何か物品をかった)があった

@〜Eの原因であれば問題とはなりません。
ポイントは「その月だけ原因のわかる」です。

これは、どちらかというと普段には無い(恒常的でない)理由です。


問題は、これ以外の原因の場合に集約できます。

➊その月だけ⇔毎月もしくは多くの月で
➋原因のわかる⇔原因のわからないもしくは今の時流だから
➌恒常的でない⇔ここのところ毎月もしくは多くの月で

この➊〜➌の場合に早急に手を考えなければなりません。
放置すると毎月毎月確実に蟻地獄に落ちてゆきます。

実際に私が日々面談する多くの経営者の会社はたいていの場合
上記の状態です。

では、経営危機の回避法とは?


次回に続

2011年03月22日

経営危機のサインとは、その4


前回までのブログで私が申し上げたかったのは、
「月間利益の+−、当月残高(キャッシュフロー)の+−」が、
最大の経営危機のサインであるという事です。

再三申し上げるように非常に簡単で当たり前のことです。

小学生でもわかる理屈です。


しかし、多くのというよりは、ほとんどの経営者は、
「一年のうちで多少こんな成績の悪い月があっても
年間を通じて黒であればよい」、と言っていたのが
「今年はこんなに悪いけれど、来期はきっとよくなるだろう」
更には、「まだ内部留保があるから大丈夫」
その先は「債務超過ではないから銀行は金を貸してくれるだろう」
という風になってきます。


まさに、蟻地獄です。


経営者は、「雇用を維持する、顧客を満足さす、会社を潰さない 」
と言う様に絶対してはならないことに対する責任感と恐怖心が
他の人よりも大きいはずです。


その責任感と恐怖心が、経営者を「ゆでガエル」にしているのです。

今一度、小学生でもわかる
「月間利益の+−、当月残高(キャッシュフロー)の+−」
を自社に当てはめていただき、じっくりお考え下さい。


2011年03月14日

経営危機のサインとは、その3


では、経営危機のサインはどうすればわかるのでしょうか?

企業の業種で多少繁忙期閑散期など波がある場合も
考えられますが、その会社独自のベンチマーク(基準となる数値)
を持たなければなりません。


売上−原価−経費+営業外収益−営業外費用=利益

収入−支出=当月残高


たったこれだけですし、これが全てです。


一年12ヶ月の中で「月間利益がマイナス、当月残がマイナスの月」
が、経営危機のサインであり、経営危機回避のヒントなのです。


「そんな事、小学生でもわかっとる」とお叱りを言われそうですが、
どんなすばらしい会社でも、例えば自己資本比率50パーセント以上の
会社や、多くの上場企業でも業暦の中で1ヶ月単位で振り返ると
「月間利益がマイナス、当月残がマイナスの月」はかならずあったはずです。

すばらしい会社は、ほんの少しの経験を最大の経営危機回避の
ヒントにしたのです。


多くの中小企業経営者は、1年を通じて黒字決算であればよい、
多少赤字でも税金を払うよりまし、赤字でも資金が足っていれば
大丈夫、というように考えています。


しかし、1度でも「月間利益がマイナス、当月残がマイナスの月」が
あったならそれを改善するプランをたて、実行しましょう。

会社は絶対に倒産しません。


しかし、いくら考えても「月間利益がマイナス、当月残がマイナス」
がプラスに転じないときは、その事業自体が継続不可能を意味します。

それもそんな状態が長年続いていたならなおさらです。
やめるに止めれない状態に陥っています。

おそらくおおくの企業がこのような状態でしょう。


2011年03月07日

経営危機のサインとは、その2

それは、
会社は継続するのが当たり前で、継続しなければならないし、
雇用は維持し、支払や、返済も、滞るわけにはいかない、
「会社を潰すことはありえない」という使命感が脳の中に
インプットされているからです。


これは、ある種の責任感で、どの社長ももっています。
しかしこの使命感が、「経営危機のサイン」を見落とさせるのです。

小学生でもわかる話ですが、
会社は、営業(経常)利益が黒字で、キャッシュフローがプラスで
あれば、絶対に潰れる事はありません。


でも、責任感という心がこれを見えなくさせているのです。

いいかえると人によっては、見栄(虚栄心)や、
プライド(自尊心)かもわかりません 。

社長は会社の経営を長年取り仕切っていると、
営業(経常)利益が赤字で、キャッシュフローがマイナスに
なったことは、どんな会社でも一度や二度はあるはずです。


また、1年は12ヶ月あるわけで1年の内で、1ヶ月でもということであれば
全ての会社があてはまります。

しかし、そこが経営危機のサインなのです。

とくに決算がいつも黒字という会社の場合は、危機を覚えることも
ないでしょう。

それは、一年を通して黒字だったわけで、もしも赤字の月のほうが
多ければ赤字決算ということになり、いやがうえにも危機感を
覚えずにはいられないはずです。


次回に続く


 

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