企業再生レポート
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2013年10月31日

「中小企業の儲かる‘かたち‘とは?」その4

では、どうすれば夢は実現できるのでしょうか?


答えは、たった一つです・・・


利益率を落とさずに拡大すること
=ただこれだけです。


一般的に社長は、
「そのうちにもっと効率のいい人員配置にして、
必要な職種の社員を雇って
バランスがよく効率もいい人員配置にしたい」
と考えますが、これが大きな間違いです。


バランスなど考えず、利益率を落とさないことを必須課題にします。


その上で、バランスを考えた人員配置を考え整備していきます
一見同じことのように見えますが決定的に違うのです。

逆に言うと
バランスなど考えず利益率を落とさずに人を雇っていくのです


この考え方ですと
能力の高い複数の職種を兼業している社員は、さらに忙しくなり
利益率を落とさずに
ある程度売上高が上がったレベルを維持できるまでの
規模になるまで、この状態のままで引っ張るのです。

その見返りにそんな社員には、手厚い待遇や、満足感を持ち、
モチベーションを維持できる賃金が必要でしょう。


これなら、もしも「溝」を超えられなくても、
以前の状態に戻るのは容易ですが、いったんバランスよく拡大すると、
以前の状態に戻るというよりは、崩壊に近い状態となります。

真の意味で社員のモチベーションは格段に下がります。

つまり、社長は見た目のバランスの良い拡大など考えず、
利益率をキープした拡大に徹するべきです。

派手さはありませんが、大きな「罠」にはまり、
取り返しの付かない火傷をするよりはよっぽどましです。

社長には、そんな「根性」と「臆病さ」が必要です。


自社よりも大きく健全な会社をうらやんだり、
追い越そうと焦るよりも、尊敬の念をもってそんな会社に教えを頂く
という気持ちがあれば、そんな「溝」も冷静にみえてくることでしょう。

2013年10月24日

「中小企業の儲かる‘かたち‘とは?」その3

では、その「溝」とは、なんでしょうか?


それは、大手は大手なりのバランスが、中小零細には
それなりのバランスがあるのです。


そのバランスとは、

社員数―売り上げ―顧客数―利益率―自己資本比率―負債比率 等々

全ての面で、
その企業が長年に渡って維持し続けてきた数字(尺度)が
あると言うことです。


単に経費が増えて、大急ぎで売り上げを増やそうとしても
それにはそれなりの時間がかかります。
時間というハードルがなければ問題ありませんが、
このハードルはかわせないのです。


また、急に優秀な人材を確保しラインにつけたところで
仕事をするのは人間ですから
既存社員と馴染んで100パーセント実力を
発揮するには時間がかかります。


また、販促を強化し販売増強を目指しても
効果が上がるまでタイムラグはあるものです。


会社と言うものは、
次のステージに上がろうとするときには
諸々の「溝」があり大きな負担とロスを生じさせます。

社長は、それを織り込んで計画を立案しますが、思いのほか
その「溝」は、深く、広いものです。


その「溝」を超えたものだけが、あなたの会社から見て
次のステージにいる目標とした大手中堅企業なのです。

その「溝」を超えられず消滅した企業は
そんな大手中堅企業の何倍もあったでしょう。


ですから、

あなたの会社から見て
次のステージにいる目標とした大手中堅企業は、
あなたの会社にはない「余裕」があるのです。


では、あなたの中小零細企業は、
拡大の夢を持ってはいけないのでしょうか?


そんなことはありません。

必ず夢は実現できます。


次回に続く

2013年10月16日

「中小企業の儲かる‘かたち‘とは?」その2


会社が大きくなろうとするのは、間違いなくいいこと
ですし、社員も大きな目標に向かって一致団結し、
モチベーションもアップすることでしょう。


また、社長にとってもこれほどうれしいことはなく、
大いに会社を発展したいと熱望します。


もともと社長になろうと言う人は、拡大発展思考で
あり、会社の方向性と本人の志向が、一致してやる気
が漲ります。


しかし、そこに大きな「罠」があり「落とし穴」がある
のです。


人件費等が増加しているので、多少利益率を落としても
利益額が減らなければいい、従前と同じ利益率になるように
するために、売り上げの増加目標を短期間で達成すればいい
と考えるはずです。


今この会社は、次のステージに会社のポジションを上げ
ようとしています。


この会社にとってその業界が拡大成長している時期なら
失敗する確率は、低いかもわかりませんが、いまの低成長
の時代に売り上げを増大すると言うのは、並大抵ではあり
ません。


会社を発展拡大し、雇用を増やし、納税を多くすると言う
こと、だれも異論を挟む余地はありません。


しかし、そこに大手中堅企業と中小零細企業の決定的な
違いと超えては成らない溝があります。


次回に続く


 

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