企業再生レポート
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2014年01月23日

かまどの灰は誰のものか?その6

会社の景状がいい時は
社長も取締役となった幹部社員も何も問題なく
経営責任を担っているという当事者意識が働き
大いにモチベーションを維持できたでしょう。

また待遇面も社長ともども一般社員よりも給料は多かったはずです。

しかし
会社の資金繰りが難しくなったとき
その幹部社員は自身の給料を下げる提案をするでしょうか?

また
連帯している保証を外せと言わないでしょうか?


つまり
沈みゆく船(会社)に船長(社長)と共に運命をともにするでしょうか。


太平洋戦争の映画でも軍艦が沈む時には
最後までその軍艦とともに沈むのは船長だけで
あとは全員退去なのです。

ましてや、この平和な日本で
社長と運命をともにする幹部社員(その家族を含め)は
いるのでしょうか。

次回へ続く

2014年01月16日

「かまどの灰はだれのものか?」 その5

中小零細企業の場合、圧倒的に多いのが株主、
役員ともに社長のみ、または家族のみという構成です。

また身内以外の社員で幹部の人が取締役のメンバーに
入っているいるケースもあると思いますが
たいていの場合、幹部としての意識付けの目的であり
経営責任をどうこうというような位置づけではありません。


あくまでも
社長が幹部社員に経営責任者として意識を持ってもらいたい
という願望を反映しているのです。
 
大きい責任感を持ち、取締役になった幹部社員ですと
ある程度社長と意識は共通していると思います。
しかし真の意味で経営責任を負担しているということは
少ないと思います。
 


それは自社が危機的困窮時になると明白になります


銀行借り入れの際に、その取締役となった幹部社員が
連帯保証をしているとか、不動産を担保提供しているか
というような部分で計れるのです。


一般的にはそのようなことは稀であり実際に取締役になった幹部社員が
そのような保証をしている場合、資金繰りが苦しくなると
社長とその社員との間で大きなトラブルとなります。

また社員は納得して保障等をしていたとしても
その家族や親戚まで納得して保障を提供していたのでしょうか。


会社が平時は社長とその幹部の関係も何ら問題はないでしょうが
いざ危機的困窮時になり銀行へ借入返済ができず
督促状が取締役となった幹部社員宅へ届いたときに
家族内でもトラブルとなることは必須です。

結局、社長はそうなったとき、そうなる直前に
取締役となった幹部社員の連帯保証を外すのに必死になります。
 


また幹部社員も何とか保証を外すように
その家族ともども社長に懇願するはずです。

次回に続く

 

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