企業再生レポート
資金調達.com企業再生sell&leaseback企業再生 中小企業再生の緊急救命室

2014年11月28日

経営危機のサインとは、その4

前回までのブログで私が申し上げたかったのは

「月間利益の+−、当月残高(キャッシュフロー)の+−」が、

最大の経営危機のサインであるという事です。


再三申し上げるように非常に簡単で当たり前のことです。
小学生でもわかる理屈です。

しかし、多くの・・・というより、ほとんどの経営者は

「一年のうちで多少こんな成績の悪い月があっても
年間を通じて黒であればよい」と言っていたのが

「今年はこんなに悪いけれど、来期はきっとよくなるだろう」

更には、「まだ内部留保があるから大丈夫」

その先は「債務超過ではないから銀行は金を貸してくれるだろう」

という風になってきます。


まさに、蟻地獄です。


経営者は、

雇用を維持する、

顧客を満足さす、

会社を潰さない、

と言う様に

絶対してはならないことに対する

責任感と恐怖心が他の人よりも大きいはずです。


その責任感と恐怖心が、
経営者を「ゆでガエル」にしているのです。

今一度、小学生でもわかる

「月間利益の+−、当月残高(キャッシュフロー)の+−」

自社に当てはめていただき、じっくりお考え下さい。

2014年11月19日

経営危機のサインとは、その3

では、経営危機のサインはどうすればわかるのでしょうか?

企業の業種で多少繁忙期閑散期など
波がある場合も考えられますが、

その会社独自のベンチマーク(基準となる数値)を
持たなければなりません。

売上−原価−経費+(営業外収益−営業外費用)=利益

収入−支出=当月残高


たったこれだけ。これが全てです。

一年12ヶ月の中で「月間利益がマイナス、当月残がマイナスの月」が、
経営危機のサインであり、経営危機回避のヒントなのです。

「そんな事、小学生でもわかっとる」
 と、お叱りを言われそうですが、どんなすばらしい会社でも、

例えば自己資本比率50パーセント以上の会社や、
多くの上場企業でも業暦の中で1ヶ月単位で振り返ると
「月間利益がマイナス、当月残がマイナスの月」はかならずあったはずです。

すばらしい会社は、
ほんの少しの経験を最大の経営危機回避のヒントにしたのです。


多くの中小企業経営者は、
1年を通じて黒字決算であればよい、
多少赤字でも税金を払うよりまし、
赤字でも資金が足っていれば大丈夫、
というように考えています。


しかし、
1度でも「月間利益がマイナス、当月残がマイナスの月」が
あったならそれを改善するプランをたて、実行しましょう。
会社は絶対に倒産しません。 


しかし、いくら考えても
「月間利益がマイナス、当月残がマイナス」がプラスに転じないときは、
その事業自体が継続不可能を意味します。

それもそんな状態が長年続いていたならなおさらです。
やめるに止めれない状態に陥っています。

おそらくおおくの企業がこのような状態でしょう。

2014年11月13日

経営危機のサインとは、その2

それは、会社は継続するのが当たり前で

継続しなければならないし、
雇用は維持し、
支払や返済も滞るわけにはいかない。

「会社を潰すことはありえない」という使命感が
脳の中にインプットされているからです。 


これは、ある種の責任感で、どの社長ももっています。
しかし

この使命感が、
「経営危機のサイン」を
見落とさせるのです。

小学生でもわかる話ですが、

会社は、営業(経常)利益が黒字で、
キャッシュフローがプラスであれば、
絶対に潰れる事はありません。


でも、責任感という心がこれを見えなくさせているのです。

いいかえると
人によっては、見栄(虚栄心)や、
プライド(自尊心)かもわかりません。


社長は会社の経営を長年取り仕切っていると、
営業(経常)利益が赤字で、
キャッシュフローがマイナスになったことは、
どんな会社でも一度や二度はあるはずです。


また、1年は12ヶ月あるわけで1年の内で、
1ヶ月でもということであれば全ての会社があてはまります。
しかし、そこが経営危機のサインなのです。

とくに決算がいつも黒字という会社の場合は、
危機を覚えることもないでしょう。

それは、一年を通して黒字だったわけで、
もしも赤字の月のほうが多ければ赤字決算ということになり、
いやがうえにも危機感を覚えずにはいられないはずです。


次回に続く

2014年11月07日

経営危機のサインとは その1

どの会社の経営者も、
資金繰りが楽にまわる間は、
多少PL(損益)がプラスであろうとマイナスであろうと
危機感を覚えにくいものです。


また、財務担当者は資金が豊富にある間は、
どの部門よりもヒマで、おそらく帰社時間も早いと思います。

しかし、資金繰りが苦しく月末の決済の見込が見通せないとき、
これほど胃の痛む部門はありません。
もちろん社長もおなじことですが・・・

また、資金繰りに苦慮する期間がかなりの間、と言うよりは、
恒常的にこのような状態の場合、
月末の資金繰りの目途がつけば「ザッツオールライト」という状態であると、
PLどころではないはずです。

しかし、長年会社を経営していると、
「世の中全体が不況なんだからしんどくて当たり前」、
「資金が回ればOK」という感覚に慣らされてきます。

そして、知らぬ間に借入が増えていき
いつの間にか保証協会もプロパーも目いっぱいで、
新規に貸してくれるところはないか?
何か特別な方法は?
リスケジュールを金融機関にお願いするか?
という状態になります。

またこのような状態の会社がごく一部ではなく、
今ほとんどの会社がこんな常態か、若しくは経験しているのです


そして、もっと早く手を打てばよかった後悔しています。
また、社長本人は、その時になってみて、
打つべき手はわかっているし、
いつ打てばよかったということもわかっている筈です。

でもその状態になるまで気づかない、、、、、、、、、、、

なぜでしょうか?


次回に続く

 

Copyright c 2008 アドバンスパートナーズ All Rights Reserved Powered by geniusweb