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2015年04月24日

社長の経営哲学その2(事業と商売)

前回の「事業計画」のつづきです。

さて、どんなに少ない人数で起業したときでも、
また多くの従業員がいる企業を承継したときでも、
確かに「事業計画書」はあるべきであり、必要です。


しかし、もっと大切なことがあるのです。

それは、
「この商品やサービスは売れるか?」ということです。

何百ページの「事業計画書」や、
有名な経済総研の「SWOT分析」よりも、
たった一言 「売れるか?」の方がはるかに重要です。


勘違いを招いては困りますので
繰り返して説明いたしますと、

何百ページの「事業計画書」や、
考え抜いた「事業計画」、また「過程」と「考え方」を
社員全員で共有するための「事業計画」は必要不可欠であるが、

それよりも大切なことは、
「この商品やサービスは売れるか?」という問いに
社長がいかに真剣に考えているか、ということです。


このシンプルな問いこそ「商売」の原点であり、
その原点が「見えない」から
何百ページの「事業計画書」を作っているのなら大きな間違いです。

多くの経営者が
社員総出で多くの手間とお金を掛けて
たいそう立派な「事業計画書」を作り
時には全社員を集め「事業計画発表会」のようなことをしますが、
これはこれで重要なことでしょう。
社員総出で明日のわが社の計画を作るのですから
これほど尊いことはありません。

しかしそれよりも

「この商品やサービスは売れるか?」
という問いの方が大切なのです。


私が言いたいことは、
経営者が「この商品やサービスは売れるか?」
の問いを最も大切に考えることよりも、
何百ページの「事業計画書」を作るのが大切に思っているなら
大きな間違いだと言いたいのです。


誤解を恐れず極論を言いますと、
経営者は「事業=事業計画」を練るよりも
「売れるか?」の感覚を研ぎ澄ませていただきたいと言うことです。

優先順位で言うと
「売れるか?」の感覚 > 「事業=事業計画」
ということです。

そして、
「売れるか?」の感覚は、
「顧客の気持ち」に直結しているのです。

自己満足で自社の「事業計画書」を作るよりも、
「売れるか?」を一途に考えることは、
絶えず「顧客の気持ち」を考えることとダブります。

この「顧客の気持ち」を解ってこそ事業が成り立つのです。

百ページの「事業計画書」は必要ですが、
その前に「売れるか?」を一途に考え、
絶えず「顧客の気持ち」を念うことこそ商売の原点なのです。

2015年04月15日

社長の経営哲学その1(事業と商売)

どの企業の社長も自身の経営哲学があります。


ご自身、起業した時を思い出してください。

最初に会社を起こし、
何らかのビジネスモデルを用いて、
ほんの数人の社員で始めたというパターンの方が
多いのではないでしょうか?


二代目や三代目で会社を継承したと言う場合
その会社の規模にもよりますが、
既に従前からのビジネスモデルが在ったと思います。
それを改善、改良していまのビジネスモデルになってきたのでしょう。


どこのビジネスセミナーや有名社長の講演会や出版物を読んでも、
言っていることや書いてあることの手順は、

1、 ビジネスモデルを練って
2、 そのモデルに数字と日付を入れ
3、 具体的に行動計画を作成し
4、 やる気と勇気を持って実行し
5、 一定期間が済んだら予実績を対比しつつ
  振りかえって計画を練り直し
6、 次の期間に向けてまた行動する

まさに プラン→ドゥ→チェック→アクション の
サイクルを回せというようなことや

1、 企業理念は
2、 行動指針は
3、 経営目標は

と言うようなことが多いのではないでしょうか。


これは正に、
「事業計画」であって企業が「事業」に取り組むときに
必ず必要な「過程」と「考え方」です。

そして、上記の事柄があまりにも当たり前すぎてだれも疑うことも無く、
また勉強すればするほど
「事業」に取り組むときに
必ず必要な「過程」と「考え方」を大事にします。

確かに企業=組織であった場合、
「過程」と「考え方」を全員で共有することは必要不可欠です。


しかし、会社を起業するとき、
つまりまだあなたの会社が「赤ちゃん」のときは、必要なのでしょうか?

つづく


 

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