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2015年06月29日

会社を絶対潰さぬ極意とは?「組織にしない」

 どこの会社の社長でも起業した当初は、
ほんの数人で始めたはずです。
 しかし業績が順調に伸び、
売上高が拡大して行きますと従業員数も数人から二桁に、
またそのうちには何十人と増えて行きます。
もっとも業績に比例して業種によっては
いくら生産性を高めようとも社員数が増加することを回避できません。

ある種これは当たり前なのですが、
一般的に社長はこれらの社員を組織にしようとするのです。
各部門で部長がいます。
その配下で課長、係長、担当者と言うようなものです。

「部門において責任と権限を明確化し権限委譲を含めて
各部門を活性化し、社員に今以上のやる気を持たす」
と言う意味では、ごく当たり前の建前です。


しかし、一般的にはこの組織化による運営が、
「会社ごっこ」になっている場合が多いのです。

「会社ごっこ」とはどのような現象かと言うと
数人の部門であってもそれぞれに順列を付け仕事の範囲を
その順列に応じて区別して、結果的にはトータルで言うと
生産性がダウンしていると言うようなことです。

たとえば家庭で例えるとお父さんは仕事をし、
お金を稼ぎ、お母さんは家で家事をし、ご互いに相手の事に
手を出さないというようなことです。
会社で言うと、これは部長の仕事で、
これは課長の仕事で、担当者の仕事に
上席は手を出さない。というようなことです。


こんな現象の会社は多いのではないでしょうか?


このような場合、
「顧客第一」から「会社都合第一」の方向に流れやすいのです。
今はずいぶんよくなりましたが
一昔前の役所を思い出してください。
5時を1分でも過ぎれば書類がもらえないとか、
上席の職員がいても担当者が席を外しているので待たされるとか、
12時から1時までは昼休みなので
その間一切聞いてもらえない。などの例えです。


また、組織には階級があります。
先ほど言った「各部門で部長がいて、その配下で課長、
係長、担当者ということ」ですが、上席の判断と言うよりは
「お伺い=気使い」のニュアンスなっていないでしょうか?
これは顧客にとっては最悪です。
なにせ顧客サービスの判断よりも
社内の気使いの方が優先すされるのですから。
これは「一事が万事」で「顧客第一」から
「会社都合第一」になる「芽」なのです。


今の時代、些細なことでも「会社都合第一」は許されません。
あくまでも「顧客第一」です。
社員全員が全神経を顧客に向け、
視線は百パーセント顧客でなければなりません。

それを阻害する要素が1パーセントでもあるのなら
そんな組織は不要ですし、
「会社ごっこ」は子供の遊びと割り切りましょう。
会社の殆どは中小零細企業です、そこに大企業の論理は
一切持ち込んではならないのです。
一般的な「常識」と言われるものは上場会社や大企業のことであって、
中小零細企業とは無縁です。

もしも顧客からクレームがあっても中小企業の場合、
社長がお詫びを言えばよいのです。
担当者から課長、部長と出て行くのは大企業であって
中小零細企業はまず社長が出て行けばよいのです。


皆さんも中小零細企業であるのなら「常識」を捨てて、
「顧客第一」を貫いてください。

「会社ごっこ」をしている暇はありません。


2015年06月05日

会社を絶対潰さぬ極意とは?「夢の持ち方」

よく言われることとして

経営者は夢を持たなければならない。
そして夢に「日付」を入れなければならない。
夢に「日付」と「数字」をいれたものが「計画」になる。

と言うような話は
皆さんも幾度となく聞いたことがあると思います。

では「夢」とは、
あなたにとってどの程度の事が「夢」に値するのでしょうか?

単に事業内容をあれこれと考えて事業規模がこれくらいで、
この時期にはこれくらいの規模にしてと言う様な事が「夢」なのか?
また、今がほんの数人の規模のときに、
何時いつまでに会社を上場させてと言うのが「夢」なのか?
また、零細規模の町工場が
世界規模のメーカーになるというのが「夢」なのでしょうか?

これは各人各様であって
何が正解かと言うようなものではありません。
しかし、経営者にとって
「夢」=「希望」は持ったほうが良いし、持つべきだと思います。

ただし、どんな大きな「夢」も一歩一歩の積み重ねだ
ということを忘れてはならないのです。
例えば、5年先にこの様になっていたいと考えると、
一日一日の計画は1年や2年は考えられると思いますが、
5年先の一日一日の計画まで考えられません。

しかし、計画を達成したくてそこに焦りがあると
大博打のような手に出ることも多々あるでしょう。
これが大きな挫折の原因になります。

例えば、こんな大きな店舗を持てば売り上げが倍増する
こんな大きな工場を持てば生産力が何倍にもなる・・・。
この様な「掛け算」的な発想はある種気持ちのいいものですが、
大きな落とし穴が待っています。

また、短い時間で「夢」を達成しようと思うと
この「掛け算」的発想は不可欠ですが、
逆になったとき(裏目に出たとき)悲惨な結果となります。

会社を絶対潰さぬ極意という意味での方策とは何でしょうか?
それは「足し算」的な発想です。
5年先であろうが10年先であろうが1年先の年間計画のごとく
一日一日の計画をもって坦々とやり遂げることです。
しかし5年先のことを今決めても近い先で必ず修正は必要になります。
そのときに、また一日一日の計画を持てばよいのです。
このような亀のような歩みこそ会社を絶対潰さぬ極意と言えるかもしれません。

正に「ウサギと亀」の世界です。
亀のような歩みでも適時方向を変え、
修正しながら止まることなく前進すれば何時か目標に近づきます。
運がよければ達成するでしょう。

しかし、「掛け算」的な発想は
「逆レバレッジ」になるととんでもない方向に行ってしまいます。
それが修正不可能となり会社を潰してしまうのです。

皆さんは「掛け算」派でしょうか?それとも「足し算」派でしょうか? 


 

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