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2018年01月26日

会社を絶対潰さぬ極意とは?「組織にしない」

どこの会社の社長でも起業した当初は、ほんの数人で始めたはずです。
しかし業績が順調に伸び、売上高が拡大して行きますと
従業員数も数人から二桁に、またそのうちには何十人と増えて行きます。
もっとも業績に比例して業種によってはいくら生産性を高めようとも
社員数が増加することを回避できません。

ある種これは当たり前なのですが、
一般的に社長はこれらの社員を組織にしようとするのです。
各部門で部長がいます、その配下で課長、係長、
担当者と言うようなものです。

「部門において責任と権限を明確化し権限委譲を含めて
各部門を活性化し社員に今以上のやる気を持たす」

と言う意味では、ごく当たり前の建前です。


しかし、一般的にはこの組織化による運営が、
「会社ごっこ」になっている場合が多いのです。
「会社ごっこ」とはどのような現象かと言うと数人の
部門であってもそれぞれに順列を付け仕事の範囲を
その順列に応じて区別して結果的にはトータルで言うと
生産性がダウンしていると言うようなことです。

たとえば家庭で例えるとお父さんは仕事をし、
お金を稼いでお母さんは家で家事をし、
ご互いに相手のことに手を出さないというようなことです。
会社で言うとこれは部長の仕事で、これは課長の仕事で、
担当者の仕事に上席は手を出さない。というようなことです。


こんな現象の会社は多いのではないでしょうか?

このような場合、「顧客第一」から「会社都合第一」の
方向に流れやすいのです。

今はずいぶんよくなりましたが一昔前の役所を思い出してください。
5時を1分でも過ぎれば書類がもらえないとか、
上席の職員がいても担当者が席を外しているので待たされるとか、
12時から1時までは昼休みなのでその間一切聞いてもらえない。
などの例えです。


また、組織には階級があります。先ほど言った「各部門で部長がいて、
その配下で課長、係長、担当者ということ」ですが、
上席の判断と言うよりは「お伺い=気使い」のニュアンスに
なっていないでしょうか?
これは顧客にとっては最悪です。なにせ顧客サービスの判断よりも
社内の気使いの方が優先すされるのですから。
これは「一事が万事」で「顧客第一」から「会社都合第一」
になる「芽」なのです。


今の時代、些細なことでも「会社都合第一」は許されません、
あくまでも「顧客第一」
です。社員全員が全神経を顧客に向け、
視線は百パーセント顧客でなければなりません。

それを阻害する要素が1パーセントでもあるのなら
そんな組織は不要ですし、
「会社ごっこ」は子供の遊びと割り切りましょう。
会社の殆どは中小零細企業です、
そこに大企業の論理は一切持ち込んではならないのです。
一般的な「常識」と言われるものは上場会社や大企業のことであって、
中小零細企業とは無縁です。

もしも顧客からクレームがあっても中小企業の場合、
社長がお詫びを言えばよいのです。担当者から課長、
部長と出て行くのは大企業であって中小零細企業は
まず社長が出て行けばよいのです。


皆さんも中小零細企業であるのなら「常識」を捨てて、
「顧客第一」を貫いてください。
「会社ごっこ」をしている暇はありません。



 

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